【5ツ星】安全で安心できるドッグフードのお手本

カナガン チキン
現在愛用中のドッグフード。イギリス産の高級グレインフリー製品。安全面も栄養面も抜群なのにコスパが良すぎるのが魅力。市販の製品と変わらないコスパでこの安心感は他にはありません。
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アランズナチュラルドッグフード
厳選された、たった11種類の原材料で作られたドッグフード。安全安心度は圧倒的なNo1。価格は少し高めですがそれだけの価値はあり。最高のドッグフードのひとつであることは間違いありません。
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K9ナチュラルを分析!高価だが品質は最高級で手作りよりも安心かも!

こんにちは。今回はドッグフード界でも異彩を放つ「K9ナチュラル」を分析。フリーズドライ製法で作られた珍しいフードです。K9にはラム肉・鶏肉・牛肉・鹿肉の4種類ありますが、本記事では一番人気の鹿肉「ベニソン・フィースト」を対象に進めます。

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商品名 K9ナチュラル ベニソン・フィースト
メーカー・輸入元 K9ナチュラルジャパン
種類 総合栄養食/オールステージ対応
参考価格(税抜) 2240円
内容量 150g
コスパ 約896円/日(1日あたり60g換算)
原産国 ニュージーランド

※コスパはミニチュアダックスフンド(6Kg)の1日分を想定。
※コスパは参考価格で算出。実売価格ならコスパが良くなる可能性あり。
※内容量の多いパックを購入した場合もコスパが良くなる可能性あり。

原材料と保証成分一覧

まずは原材料と保証成分をチェックしましょう。原材料の中で「危険性がある物」および「望ましくないと考えられる物」は赤色で表記します(賛否両論ある物も赤色で表記します)。

難しいことがわからなくても、赤色が多ければ「ヤバいかも!」と考えてください。なお、ビタミン・ミネラル類は、賛否両論がありすぎて、私の知識では判断しようがないため評価対象外とします。

鹿肉(人間食用の家畜から生産される),血(鹿),グリーントライプ(鹿),卵,レバー(鹿),心臓(鹿),骨(鹿),ひまわり油,フラックスシードフレーク,昆布,腎臓(鹿),キャベツ,ブロッコリー,チャード(葉野菜),にんじん,カリフラワー,乾燥昆布,炭酸カルシウム,りんご,洋なし,ニュージーランド緑イ貝,ベータカロチン,ビタミンD,ビタミンE,プロティネイト亜鉛,プロティネイト鉄,プロティネイト銅,プロティネイトマンガン,ビタミンB1,葉酸,セレン酵母

保証成分はこちら。

成 分 保有率 基準値
粗タンパク質 42.7%以上 18.0%以上
粗脂質 18.5%以上 5.0%以上
粗繊維 2.5%以下 4.0%以下
粗灰分(ミネラル) 9.0%以下 8.0%以下
水 分 8.0%以下 10.0%以下
カロリー(100g中) 356.7kcal

※粗タンパク質と粗脂質の栄養基準はAAFCO(成犬維持)を参照。
※上記2点以外はネット上などの情報より暫定的に決定。あくまで参考までにどうぞ。
※保証成分(保証分析値)の考え方についてはコチラの記事を参考にどうぞ。

K9ナチュラルを分析開始!

「K9ナチュラル」の特徴やメーカー・販売店が宣伝するセールスポイントを確認してみましょう。

・「K9ナチュラル」は、自然豊かなニュージーランド生まれ。原材料は、生産から製品の加工まで、全て厳しい審査のもと管理されています。

・肉類90%以上。肉食動物という食性にあったレシピ。

・新鮮な素材をフレッシュ(生・非加熱)のままフリーズドライ加工した質の良いタンパク質や必須脂肪酸を生肉から摂ることができることです。そして、天然のビタミンやミネラル、カルシウム、酵素などを野菜・果物・内臓・ボーンパウダーなどから摂ることができるという点です。

それでは原材料などを細かくチェックしていきます。

フリーズドライ製法がスゴイ

一番の特徴がフリーズドライ製法であることです。フリーズドライ製法とはザックリ説明すると「原材料を急速冷凍し、その後、水分だけを抜き取る製法」のこと。

原材料の風味や栄養を壊さずに新鮮なままパッケージできるのが特徴です。さらにK9は独自の「非加熱フリーズドライ製法」を使うことで酵素・乳酸菌などもそのまま生かすことに成功しています。

水をかけるだけで手作り食のような生食になるフードです。生きた栄養を摂取できるので、ドライフードの弱点を補った製法と言えます。私が本サイトで取り上げているドライフード達とは一線を画する製品です。

鹿を丸々一頭食べるようなスタイル

主原料は「鹿肉、血(鹿)、グリーントライプ(鹿)」と並びます。いずれも人間が食べられる品質なので、安全面は心配ありません。また、鹿肉がメインのフードはまだ少ないので、アレルギー対策としても有効だと考えられます。

なお、「血(鹿)」は嫌な感じがしますが、実際には栄養価の高い素材のひとつ。野生では生き血を啜りながら肉を食べるように、全く悪いものではありません。とは言え、取り扱いによっては不安要素たっぷりの素材であるのも事実。ここまで堂々と記載があるのは、よほど原材料と製造工程に自信がある証拠だと感じます。

次に「グリーントライプ」。聞き慣れない素材ですが、鹿の4番目の「胃」です(鹿は反芻動物で胃が4つある)。焼き肉で言えば「ギアラ・赤センマイ」と呼ばれてる奴です。

グリーントライプは、消化酵素や乳酸菌、プロバイオティクスが大量に含まれた栄養の宝庫。肉食動物が本能的に一番欲している部位とも言われ、グリーントライプが嫌いな犬はいないとまで言われます(肉食動物は、獲物を捉えたら一番最初に胃や腸を食べるらしい)。

他にも、レバー(鹿)・心臓(鹿)・骨(鹿)・腎臓(鹿)などが原材料に含まれているので、鹿を丸々一頭食べているようなフードと言えそうです。様々なドッグフードが目指している「野生に近い食餌」を実現している製品です。

犬に優しいオイルを使用

脂質は「ひまわり油」と「フラックスシードフレーク」が軸。いずれも植物性のオイルなので犬に優しい素材です。前述した鹿肉や内臓にも脂質が含まれているはずなので、お肉系と植物系のオイルをダブルで摂れるのも嬉しいポイント。粗脂肪が18.5%以上とたっぷりなので、毛並みなどに良い影響があるかもしれません。

穀物不使用で野菜や果物が充実

K9は穀物不使用のグレインフリー製品です。穀物の代わりに、たっぷりのお肉と野菜や果物が使用されています。もちろん、全ての原材料がヒューマングレイドであり、栽培環境も徹底されています。安全・安心面は抜群です。

野菜の使用に関しては賛否両論ありますが、ビタミン・ミネラル・食物繊維を天然の食材から摂ることができると考えれば、悪いことではないように感じます。

K9ナチュラルの評判口コミを紹介

ネットで見つけた口コミや評判をいくつか紹介します。

・嗜好性は抜群で、うんちの量はかなり少なくなります。うちは7歳になるトイプードルを飼っていますが、毛艶もよくなりましたし、無駄な贅肉が全くないのはこのK9ナチュラルのお蔭ではないかと思っています。

・ものすごい食いつきです。普段ドライフードだけでは食べなかった子が、いつものフードにスプーン1杯ふりかけるだけで見事に完食です。奇跡の食べ物です。

・もともと1頭はおなかが弱く、乳酸菌サプリを与えていましたが、
これを食べさせてからはお腹が緩くなっていません。

・水で戻したときは臭いが強烈ですが、フリーズドライなので水戻ししなければ問題ありません。そのままでも十分食べてくれますし、栄養価が高いので病中病後にはとってもよさそうです。

栄養面や食付きに関しては賞賛の声が多い反面、価格やニオイ(飼い主にとってのニオイ)は不評のようです。

K9ナチュラルの所感まとめ

K9の特徴をまとめてみると……

・穀物不使用(グレインフリー)
・原材料すべてが飼育・栽培環境にこだわったヒューマングレイド
・栄養と風味を新鮮なまま閉じ込めるフリーズドライ製法
・自然に近い鹿を一頭丸々食べているような栄養価

「野生の頃の食餌」と「現代の栄養学と技術」をミックスさせた理想的なドッグフードです。私が高く評価しているカナガン・ナチュラルドッグフード・オリジン・アーテミスなどと比較しても、頭ひとつ抜けている感じがします。

正直、どんなに優良なドライフードでも、K9のフリーズドライ製法には敵わないのではないでしょうか。特に、いずれは手作り食に移行したいと考えているならピッタリです。下手に自分で手作りするよりも、K9を与えた方が良いのではないかと感じます。

しかし、もちろん問題点もあります。それが価格設定。はい、めちゃくちゃ高いです。私の愛犬(Mダックス6Kg)で換算した場合、1日当たりの費用が896円。今、メインで使用しているカナガンの4倍以上の価格です。

K9を1ヶ月使用したら「896円×31日=27,776円」。我が家の月の食費が30,000~40,000円であることを考えると……ね。無理だよね。なので、今風の言葉を使うなら上級国民の皆様向けのドッグフードと言えそうです。

購入前のチェックポイント

私なりの購入前の注意点・チェックポイントを紹介します。検討中であれば是非、参考にしてください。

■粗タンパク質が高い。
粗タンパク質が42.7%以上と非常に高いです。理論的には犬に嬉しい製品ですが、実際にあなたの愛犬と合うかどうかは別問題。長期的に与えると、肝臓や腎臓にダメージがいくかもしれません。定期的に健康診断をうけて、肝臓数値などをチェックすべきです。

■粗脂肪も高め。
粗脂肪も18.5%以上と高めです。現在のドッグフードと差がある場合は、デブになりやすいかもしれません。週に1回ほど体重を計測したり、胴回りを触ったりと肥満チェックをしましょう。

■お値段が高い。
前述した通り、価格がとても高いです。継続的に使用するなら、それなりの出費が必要です。

■ウンチに変化がある可能性が高い。
K9ナチュラルはドライフードというよりも、手作り食・生食のフードです。手作りにしたらウンチが緩くなった、下痢になった、という話はよく聞きます。メーカー広告ではウンチが小さくニオイも減るとありますが、実際には与えてみないとわかりません。一時的な下痢は問題ありませんが、長引くようであれば獣医に相談&メーカーに相談が必要です(多分、両者で見解が分かれるはず)。

■製品により保証成分が大きく異なる。
K9には鹿肉の他に、鶏肉・牛肉・羊肉などのラインナップがあります。アレルギー対策にローテーションするのは結構ですが、製品毎にかなり保証成分が異なります。それぞれの製品特徴を掴んで、切り替えるときは注意深く観察しながら与えてください。

価格はさておき、K9は非常に優れたドッグフードだと思います。これからフリーズドライ製法が一般化され、もっと安価に購入できるようになることを期待します。気になれば、トライする価値のある製品です。私も見つけたら購入しようと思います。たまにしかあげませんが(笑)。

【補足】
本記事で分析したK9の「鹿肉」がメーカー欠品気味のようです。原材料不足により供給が潤沢ではない状況のようなので、購入するなら早めの決断が吉かもしれません(2016年2月4日現在)。

 

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